こんにちは!心理カウンセラーの松田ちかこです。
今回は「待つことで育つ」についてお伝えしたいと思います。
私が子どもたちの支援をしてきた中で大切にしていることは、できるまで待つということです。
子どもには「自分でやってみたい」という気持ちがあります。
しかし、時間がかかったり、間違えたりするので、つい手を貸してしまったり、答えを教えてしまったりするものです。
でも、それでは子どもの「自分でやってみたい」という気持ちは置き去り・・・。
できる力をつけるためには、失敗しても大丈夫!何度でもやり直せる!ということを実感させてあげることが大切です。
子どもたちは挑戦している間、自分なりに一生懸命考えます。
そのときは
・ただ見守っていてあげる
・詰まってしまったときや失敗してしまったときは、少しだけヒントをあげる
・言葉がけをする場合は肯定的なものにする
そして、
できた時には一緒に喜ぶ
これは子どもにとってご褒美になります。
こうした関わりを繰り返すと、こちらの予想以上に出来ることがぐんと増えます。
そして、これは子どもたちの育ちだけに限ったことではありません。
例えば、職場の新人さんや部署異動で来たばかりの同僚に仕事を教えるときなどにも、同じことが言えます。
こちらが見守る中で実際にやってみてもらい、わからないところを確認しながらできるまで待つようにすると定着しやすいです。
ご褒美の部分は、相手によって「褒める」「感謝を伝える」などに置き換えてみてください。
人は何かをするとき、できると信じていてほしいのです。
「待っている時間はない」と思うかもしれませんが
ここに時間をかけることを一度やってみてください。
きっと、心豊かな時間が増えたと実感するときが来ます。
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