こんにちは!心理カウンセラーの松田ちかこです。
今日はクリスマス🎄
子どもたちはサンタさんから素敵なプレゼントをもらえたでしょうか?
クリスマスの朝はみんなワクワクしますよね!
今回ご紹介する絵本は、そんなクリスマスの朝からはじまったとあるプレゼントをめぐるお話。
主人公のロラは、何に気付きどんな成長を見せてくれるのでしょうか。
ぜひ楽しんでみてくださいね♪
しあわせのおくりもの
文 :カール・ノラック
絵 :クロード・K・デュボワ
訳 :河野 万里子
発行:2009年9月30日 ほるぷ出版
かわいいハムスターの絵本シリーズの一作です。
プレゼントをもらう喜びだけではなく、周りの人に分け与える喜びを知るハムスターの物語。ほっこりと楽しめる絵本ですよ。
登場人物
・ロラ
・ママ
・パパ
・モナおばあちゃん
・弟のテオ
・サンティア(学校の友達)
あらすじ
クリスマスの朝、目を覚ましたロラはクリスマスツリーのそばに置かれているプレゼントまで走っていきます。
たくさんのプレゼントの中にあったのは、金色の紙でできた小さなかんむり。
パパとママにかんむりを頭にのせてもらい
「ほんとうのおひめさまみたい?」と喜ぶロラ。
その後モナおばあちゃんの家に行くと、そこでもかんむり付きのお姫様の衣装のプレゼントが。
嬉しくて毎日2つのかんむりをかぶって出かけるロラ。
さらに学校やお家でのキリスト教のお祝いの時に「おうさまのおかし」というケーキを食べるとどちらも当たり!またそれぞれ、かんむりが貰えました。
4つのかんむりを頭に乗せるロラ。
気分は女王さまです。
しかし、弟のテオがふくれ顔。
ロラはテオにかんむりをひとつあげました。
学校に行くと、休み時間にサンティアが転んで大泣き。
とても痛そう。
そこでロラは・・・
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クリスマスの嬉しいプレゼント。
自分だけたくさん貰えちゃった!
そんなロラが自分の喜びだけではなく、周りを喜ばせたり慰めたりすることに気付いていく物語です。
とても心が温まる優しいお話です。
優しいタッチで描かれているイラストにも、にっこりと微笑んでしまいますよ。
最後に
おくりものとは、誰かからの温かな気持ちが感じられるものですよね。
有難くいただいた温かな気持ちを他のだれかにも贈る。
そんな幸せの連鎖があるともっと素敵ですね。
子どもたちにもそんな幸せが繋がっていくおくりものがあることを知ってもらえればと思います。
是非、冬休み中に読んでみてもらえると嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございます
<ご紹介した絵本はこちら>
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