
こんにちは!心理カウンセラーの松田ちかこです。
平日の朝は、バタバタとしますよね。
自分の準備もありますし、お子さんも園や学校に行く準備をさせなくてはいけない。それなのにお子さんの準備が遅い、なんてことがあるとついイライラして急かしてしまう。
大人は時間に合わせて生活をしていますが、子どもたちはまだまだ時間を気にして動く意識は持たないものです。
歯痒いですよね。笑
仕事や学校に間に合わなくてはいけないから「早く早く」と言ってしまいますが、子どもはそれをどのように感じているでしょうか?
今回ご紹介する絵本は、子どもから見た大人の時間の感覚の違いのお話です。
「はやく」と「ゆっくり」
文 :張輝誠
絵 :許匡匡
訳 :一青 妙
発行:2022年4月20日 光村教育図書
台湾の絵本です。
色鉛筆をベースに描かれるイラストは柔らかく可愛らしい印象です。
子ども目線で語られる大人の言葉掛けの絵本ですので、大人が読むと少しハッとさせられるかもしれません。
焦りすぎているな、と感じたら読んでもらいたい絵本です。
登場人物
・ぼく
・パパ
・ママ
・おじいちゃん
・おばあちゃん
あらすじ
パパとママはいつも
「はやく はやく」と言う。
朝起きたとき、ごはんを食べるとき、出かけるとき、夜寝るとき。
走らないと間に合わない世界にいる、ゼンマイ仕掛けの人形みたい。
田舎のおじいちゃんとおばあちゃんはいつも
「ゆっくり ゆっくり」と言う。
朝起きたとき、ごはんを食べるとき、出かけるとき、森を歩くとき。
ゆっくりだと、食べ物の味の違いがわかったり、森の中の色々なものが見えて色々な音が聞こえてきたりするよ、と教えてくれる。
おじいちゃんとおばあちゃんは、時間のない家に住んでいるみたい。
「はやく」進む時計
「ゆっくり」進む時計
僕はその間に挟まれてどうすればいいかわからない。
ある日、パパとママが慌てて「はやく はやく」と言い、みんなで田舎に向かう。
おばあちゃんが病気になって、おじいちゃんがギックリ腰になっちゃった。
看病をするとき、パパとママは
「ゆっくり ゆっくり」と言った。
おじいちゃんとおばあちゃんが元気になると、パパとママはまた「はやく はやく」と言い出した。
家に帰る前の日、おじいちゃんが僕に教えてくれたのは時間のことで・・・
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このような、お話です。
時間は一定のように見えて、感じ方は人それぞれ。
どう感じ、どう過ごすか。
それを振り返ることができる絵本です。
読みながらお子さんの時間の感覚を教えてもらうと、新たな気づきがあるかもしれませんね。
ぜひ、楽しんでみてください!
最後に
言葉掛けや時間の感じ方は、普段あまり意識しないことかもしれません。
自分自身やお子さんの生き方にもつながる時間の感覚。
どんな日々を送りたいか今一度振り返って、自分が心から求める時間の感覚を選んでいけるといいですね。
最後までお読みいただきありがとうございます
<ご紹介した絵本はこちら>
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