
こんにちは!心理カウンセラーの松田ちかこです。
自然に触れる機会はどれくらいありますか。
レジャーが好きな人、近くの公園によく足を運ぶ人、ガーデニングや家庭菜園を楽しむ人には自然はまだ身近に感じられるかもしれません。
しかし、多くの場合は家と職場の往復で自然に触れる機会がなかなか持てないものだと思います。
近代化した私たちの住む世界は、土や植物に触れることから遠ざかってしまいました。
便利で快適なはずなのに、どこか息苦しい。
それは、自然から得ていたエネルギーが乏しくなってしまったからかもしれません。
今回はご紹介する絵本は、そんな自然との触れ合いが減っていく社会を懸念した作者が、木の良さを紹介する絵本です。
自然の有難さ、自然を身近に感じる大切さを教えてくれる素敵なお話です。
木はいいなあ
作 :ユードリイ
絵 :シーモント
訳 :西園寺祥子
発行:1976年1月 偕成社
作者のユードリイは、シカゴの保育園に勤めていたことがきっかけで絵本の楽しさや大切さを知り、作品をかくようになったそうです。
「木はいいなあ」は、1957年にアメリカでコルデコット賞を受賞した作品で、ロングセラーの名作。
自然が失われていく中で、木のある生活の素晴らしさを伝えた作品です。
自然の大切さ、環境問題などを子どもたちに教えたいときに選んでもらいたい一冊です。
あらすじ
木はどんなところにも生えること。
木陰をつくり、そよ風の中で口笛を吹き、秋には落ち葉が遊びや生活を豊かにしてくれること。
実がお腹を満たし、木に登れば遠くを眺められて思い思いに安心して過ごせること。
家を暑さや嵐から守ってくれること。
そんな素敵な木の魅力を子どもの目線で伝えている絵本です。
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森や林があったところがどんどん開拓され、建物がところ狭しと立ち並ぶ。
都市化が進む現代では、子どもたちが自然の中で遊ぶという経験があまりできなくなっています。
四季折々の姿があり、動じない雄大さがあり、守られる安心感が木にはあります。
子どもたちにはそうした自然の素晴らしさをできるだけ伝えていきたいものですね。
この絵本の最後には、木を植えることについても書かれているのですが、身近な場所から木を増やしていけると素敵ですよね。
是非、自然を大切にする心をこの絵本や実際の自然を通して育んでもらえたらと思います。
最後に
どんなに近代化しようとも、私たちが動物である以上、自然を求めずにはいられません。
木々の葉が生い茂り、色を変え、散っていき、花を咲かせ、また芽吹く。
ただ悠然とそこに在ることが、私たちの心を穏やかに揺らしてくれます。
コンクリートのビルの中にも、それぞれの家の中にも植物は飾られています。
公園には人が集まり、心地よいひと時を過ごします。
それは、強い光と音、情報に溢れたデジタルの世界よりも、太古の昔から共にあった自然を本能的に求めているからこそなのでしょう。
自分たちの一時的な利益ばかりにとらわれず、この地球全体にとって何よりも大切な自然を守り育てていくことも、これからの私たちが真剣に向き合っていかなければならないことなのだと思います。
そんなことを考えさせてくれるこの絵本。
子どもたちの自然を大切にする心を育むためにも是非一度読んでみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございます
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