
こんにちは!心理カウンセラーの松田ちかこです。
最近は、夏の虫たちの様子が変わってしまいましたね。
暑すぎるせいか緑が少なくなったせいか、都会ではなかなかセミの鳴き声が聞こえなくなってしまいました。
住宅地でも何気なく目にしていたバッタやカマキリなども、今はほとんど見かけません。
環境の変化は、生き物たちの生態系をどんどん変化させてしまっているのですね・・・。
今回は、そんな身近な生き物たちの現状を実感できるお話をご紹介します。
便利と引き換えに失ってしまったものとは何でしょうか。
夏休みという今の時期に考えていただけたらと思います。
いっぽんのき
文 :塩野 米松
絵 :松本 春野
絵本作家いわさきちひろさんのお孫さんである松本春野さんのイラストの絵本です。
優しく温かみのある絵が印象的で、登場人物たちの穏やかで純粋な気持ちが美しく表現されています。
塩野米松さんのストーリーからは、自然が失われていく危機感や子どもたちが虫や動物たちと触れ合う機会が減っている現状への憂いを感じます。
自然環境の破壊と気候の変化。
この絵本を通して考えていきたいテーマです。
登場人物
・おばあちゃん(千代さん)
・はじめちゃん
あらすじ
昔は森だったところも、今では木が切り倒され建物が建ち並んでいます。
森にいた動物たち、虫たちは住処を失っていきました。
都会の中にポツンとある小さな公園には、どんぐりの木が一本とベンチが一つ。
そのベンチに、おばあちゃんが座って本を読んでいると、はじめちゃんという男の子が虫探しにやってきます。
はじめちゃんは、そのおばあちゃんに
「おばあちゃん、ここに むしが いる?」と声をかけたことから、二人の交流が始まります。
虫は少なくなったけれど、この公園ではまだ見かけることがあります。
一緒に虫を探して遊びました。
虫は好きだけれど、図鑑でしか見たことない虫も多いと言うはじめちゃん。
セミも見たことがありません。
たまたま同じマンションに住んでいたので、おばあちゃんは はじめちゃんをお家に招待します。
そのお部屋は森の中のようで、色々な虫を育てていました。
そこでおばあちゃんから色々な話を聞いたはじめちゃんは・・・
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このような、お話です。
このあと、はじめちゃんは何を思い、どのような大人になっていくのでしょうか。
このおばあちゃんとの出会いがきっと大きな影響を与えたことでしょう。
夏は虫取りの良い季節。
今の子どもたちにも、近くの公園などで虫に親しんでもらいたいものですね。
最後に
カブトムシやクワガタはお店で買うもの、というイメージが私の幼少期にもありましたが、夏休みに祖母の家に行くと私のためにカブトムシを見つけて捕まえておいてくれたことがあり、身近な自然の中にもいるんだということに感動した覚えがあります。
当たり前のようにいた虫たちが、図鑑の中でしか見られないのは悲しいことですよね。
便利さというものも必要ですが、やはり自然を残し、大切にして、共存していくことがこれからの私たちには必要なのだと思います。
子どもたちが夏休みに外で遊び、虫取りを楽しむ風景がまた戻ってきますように。
最後までお読みいただきありがとうございます
<ご紹介した絵本はこちら>
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