
こんにちは!心理カウンセラーの松田ちかこです。
今日は、終戦の日。今年は戦後80年を迎えます。
現在でも戦争を行っている国があり、武力行使には至らずとも緊張状態にある国や地域が存在します。
たくさんの人々が悲しみや苦しみを味わうことになってしまう戦争。
政治的対立の犠牲になるのは、平和な日々をつつましく生きる国民たちです。
今回ご紹介する絵本は、戦争で国を離れなければならなくなった少女のお話。
私たちが本当に求めているものは何かということを改めて思い出させてくれる絵本です。
ヒロシマ・ナガサキ、終戦の日で先の戦争を振り返ることの多いこの時期に、是非読んでみてもらいたい一冊です。
しあわせなときの地図
文 :フラン・ヌニョ
絵 :スザンナ・セレイ
訳 :宇野和美
発行:2020年10月10日 ほるぷ出版
スペインの絵本です。
戦争の理不尽さが奪う、日常のささやかな喜びを静かに訴えるお話。
戦争の悲惨なシーンはありません。
平和だったころのことを思い出すお話です。
しかし、どこか差し迫る薄暗い影を感じざるを得ない雰囲気はあります。
悲惨なシーンのない絵本だからこそ、敬遠することなく読めると思いますし、戦争について冷静に向き合うこともできると思います。
是非、この絵本を通して平和のあり方を考えてみていただければと思います。
登場人物
・ソエ
あらすじ
生まれてからずっと暮らしてきた町を離れることになったソエ。
その理由は戦争。
町を離れる前の夜、ソエは机の上に町の地図を広げます。
そこには楽しい思い出がつまった場所がいっぱいあります。
自分のお家や学校、図書館や本屋さん、公園・・・
ひとつひとつ思い出しながら、しるしをつけていくと ―――。
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このような、お話です。
どんなにつらいことがあっても、楽しかった思い出は支えになってくれます。
ソエは悲観するよりも、幸せな日々を大切に思うことに目を向け、希望を失わずにいます。
切なさを感じる部分もありますが、希望を持つことの大切さも感じられるお話です。
人によって、様々に感じることがあると思います。
たくさんの感情、戦争と平和への思い、じっくりと向き合ってみてくださいね。
最後に
戦争と平和を考える機会とは、そう多くはないかもしれません。
そして、向き合わなければならないと思いながらも、敬遠してしまうテーマでもあると思います。
しかしこの絵本は、それを感じさせない優しいお話であることが魅力。
抵抗感なく読めるので、感受性の強い方にもお手に取っていただけると思います。
優しい気持ちの中で、平和の大切さを実感し、今ある毎日を一日一日丁寧に喜びを感じながら生きていこうという気持ちが湧きあがります。
世界平和への第一歩として、この絵本を読んでみてもらえたら嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございます
<ご紹介した絵本はこちら>
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