
こんにちは!心理カウンセラーの松田ちかこです。
疲れているのに我慢していませんか。
近年は厳しい暑さが続くようになり、気候変動も激しくなっています。
ただ日常を過ごしているだけなのに自律神経は懸命に身体を調節し、エネルギーを消耗しています。
また、デジタルデバイスに常に晒されるようになったことで、猫背やストレートネックなどの姿勢不良が進み、強い光や音の刺激で目や耳の神経が過剰に働き、自律神経に更なる負担をかけています。
日々やることは沢山あって、疲れていても頑張っている人がほとんど。
しかし、疲れを抱えたままでいると、やがて不調が続き、心身ともに余裕がなくなってしまいます。
身近な人に苛立ってしまったり、暴飲暴食をしてしまったり。
本当はもっと穏やかでいたいのに。
もっと幸せになれると思っていたのに。
家庭や職場の中で一人でも常にイライラしている人がいると、みんながその影響を受けてしまいます。
自分のためにも、周囲のためにも、やはり身体を労わることは大切なことなのです。
疲れてくると五感の感覚が過敏になることがあると思います。
子どもたちの不登校や行き渋りの理由のひとつに感覚過敏がありますが、体調を整えることで症状は多少なりとも軽くなり、過敏性への対策をしつつも通えるようになる可能性は十分にあります。
逆に、夜遅くまでゲームやタブレットに夢中になっていれば、過敏性が増すのは自然なこと。
生活のあり方を見直して、デジタルデバイスからは距離を置く。
そうすることで、自律神経への負担を減らし、五感の過敏性を和らげることも大切です。
元気が満タンであれば、ストレスを跳ね返すことができます。
ストレスを跳ね返す力のことをレジリエンスと言いますが、この力を高めておくことは人生をより良く生きていくための要になります。
心身の疲れに気付き、適切に休養をとり、生活を整える。
そして、好きなことや楽しいことで心を満たし、肯定的な視点で捉えることを心がける。
そうできれば、レジリエンスの高い生き生きとした日々を過ごせるようになるでしょう。
自分のことは後回し、疲れていても頑張らなきゃ。
そんな思い込みは手放して、自分を大切に労ることを選んでいくようにしてみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございます
Parent training | 相談支援室ぐろーいんぐあっぷ!
▽最新情報・豆知識をチェック
▽また読みたいな
▽こちらも合わせてお読みいただけると嬉しいです
▽著書
