
こんにちは!心理カウンセラーの松田ちかこです。
何かに挑戦するとき、どんな言葉をかけてもらいたいですか?
周りの人は、あなたが成功するように色々なアドバイスをしてくれることでしょう。
しかし、本当に欲しい言葉はもっとシンプルなものかもしれません。
今回ご紹介するのは、そんなお話。
挑戦する人の立場、応援する人の立場、それぞれの立場で感じ取ってもらいたい絵本です。
きみなら だいじょうぶ!
作 :コリ・ドーフェルド
訳 :石津 ちひろ
発行:2024年12月25日 光村教育図書
アメリカの絵本です。
キャラクターがとっても愛らしいので、お子さんも夢中になって楽しめると思います。
物語は教養的な内容なので、主人公がどんな気持ちになっているか尋ねながら読み聞かせをしてあげると良いと思います。
これから色々な挑戦を重ねていく子どもたちへ自信を授ける素敵な絵本ですよ。
登場人物
・ライリー
・鳥たち
あらすじ
紙飛行機をつくり空まで飛ばしてみようとするライリー。
いざ飛ばそうとすると、ワシやオウム、ハヤブサなど鳥たちが次々に「それじゃダメ。こうするといいよ」とアドバイスをしにやってきます。
素直にアドバイスを取り入れるライリーでしたが、結局うまくいきません。
そこで、だれにも邪魔されないところへ行き、もういちど飛ばしてみようとすると・・・
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このような、お話です。
アドバイスは有難いものですが、それが本当に自分に合ったものであるかどうかは別のお話ですよね。
目標を叶えるために必要なのは、技術や体裁ではなく、自分自身を信じる心なのかもしれません。
きっとできる!と信じる力を授けることが、本当の応援だということに気付いていきたいものですね。
最後に
自分の力を信じるのは、簡単なことではありません。
過去に上手くいったことなら信じることもできますが、初めて挑戦することはなかなかそうもいきません。
大きな挑戦なら尚更。
そこで、周りの人が「きみなら、だいじょうぶ!」と信じてくれたなら、それはどれほどの力となることでしょう。
たくさんの新しいことへの挑戦が待つ子どもたちはもちろん、大人たちにも、信じて応援する気持ちを伝えていきたいものですね。
最後までお読みいただきありがとうございます
<ご紹介した絵本はこちら>
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