
こんにちは!心理カウンセラーの松田ちかこです。
人の目が気になることってありますよね。
今日の格好変じゃないかな?
変な言い方しちゃったかもしれない。
おかしなことしてるって思われたらどうしよう。
そんな不安が頭の中をぐるぐると駆け巡ります。
しかし、それは杞憂かもしれません。
自分で思っているよりも、意外と人は気にしていないものです。
今回は、そんなお話をお届けしますね。
みんな自分のことで頭がいっぱい
人の目は気になるものですが、自分が気にしていることには意外と人は気が付いていないものです。
今日は髪の毛の癖が直らなくて恥ずかしい・・・
場違いの服装かもしれない・・・
せっかく話しかけてくれたのに、緊張してしどろもどろになっちゃった・・・
私たちは自分のことを一番よく見ています。
一番目につくのは自分の体。常に感じる感覚。
それほどよく自分に関心を向けているのは自分だけ。
どんなに親しくてもそこまで細かく見ている人はいないでしょう。
ましてや、通りすがりの人なんて余程のことがなければ注目することはありませんし、すれ違った瞬間から忘れています。
話し方も他者から見れば意外と落ち着いて堂々として見えているものです。
みんな同じように自分のことを一番気にしています。
人のことは2の次、3の次。
自分のことで精一杯なのです。
自分自身で思い返してみても、日常で他者の動向をそこまで気にしているでしょうか?
みんな意外とそんなものです。
価値観は人それぞれ
みんな他者のことはそれほど気に留めていないとは言っても、余計なことを言ってくる人はいます。
その人自身が課題として抱えているものをあなたに感じた場合、モヤモヤとした気持ちが湧きあがるからです。
それでも自分と向き合えれば良いのですが、あなたが変わればスッキリする!と色々言うわけです。(その人が向き合うのはその人自身だということに気が付いていないということです。)
しかし、それはその人の問題。あなたには関係ありません。
人は色々な価値観を持っています。
育ってきた環境、出会った人たち、経験や知識によって様々な価値観を得ているわけですが、時にその違いが衝突を生むことがあります。
自分の価値観に嵌(はま)らない人は正さなければならない。同じ価値観でなければならない。
このように違いを認められない状態では、コミュニケーションは円滑にはいかなくなります。
自分の価値観だけで考えてどうこう言ってくる人は、狭い視野でしか考えられない状態なのだな、と俯瞰して見てあげる。
そうすることで、何を言われても気にならなくなってきます。
自分と違う価値観を持つ人を尊重することも、周囲の目を気にしないためにできることです。
自分にとって良い選択をすればいい
周囲の価値観に合わせる生き方をしても、認めてもらえるのかと言えばそうではないことの方が多いものです。
その価値観から外れたときに非難されるだけです。
価値観の範囲内であれば特に気にされることがないわけですが、私たちが求めているのは関心を寄せられないことよりも肯定的な関心を寄せられること。
そして、自分が心から望むことを実現させていくこと。
誰かの理想の人生を生きるわけではなく、自分が望む人生を生きるのです。
自分がこれだと思うものがあるのなら、それを選んで生きればいいのです。
それには自分の人生にしっかりと責任を持ち、覚悟と勇気を携えて進む必要はありますが、それがあなたの道。
周囲の声より、自分の心の声に耳を傾け、覚悟をもって進んでいきましょう!
最後に
周囲の目が気になるのは、ちゃんと社会に適合しようと努力しているからこそ。
気にすること自体は悪いことではありません。むしろ必要なことです。
しかし、過剰に気にし過ぎて自分を苦しめてしまうのでは、健全な状態とは言えません。
何事もバランスが大切。
本当にあなたを思ってくれている人が言ってくれる言葉(それが時に苦言であったとしても)には、しっかりと耳を傾け、受け止め、自分を振り返る力にする。
一方で、ただその人の都合だけで何か言ってくる人の言葉は気に留めず、自分の心の声を大切にして、自分で責任をもって自分の人生をつかんでいく。
そうやってバランスの取れた社会とのつながり方をしていくことで、きっと毎日を楽しめるようになるはずです。
多少のことは「まあいっか!誰も気にしてないよね」と気に留めず、それよりも今興味のあることに意識を向けて楽しむことにエネルギーを使って、ご機嫌な今を過ごせるようにしてみてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございます
Parent training | 相談支援室ぐろーいんぐあっぷ!
▽最新情報・豆知識をチェック
▽また読みたいな
▽著書
