
こんにちは!心理カウンセラーの松田ちかこです。
誰かと比べて落ち込んでしまうことはありませんか。
優秀な人、才能のある人、能力の高い人。
そんな人には敵いっこない。
そう考えると、自信はなかなか持てなくなるものです。
でも、本当はそれぞれに個性があって、良いところがある。
そうした側面に気付いていけると、未来は明るく見えてくるのではないでしょうか。
今回ご紹介する絵本は、おねえちゃんと比べて自信を無くしてしまっている少女のお話。
とても勇気づけられる絵本ですよ。
みんな、星のかけらから
文 :ジーン・ウィリス
絵 :ブライオニー・メイ・スミス
訳 :石井 睦美
発行:2018年9月 フレーベル館
イギリスの絵本です。
身近に何でもできる兄弟姉妹がいると、いつも自分が劣っているような気持ちになるかもしれません。
この絵本は、そんな主人公がおじいちゃんの話から前向きに自分だけの輝きを信じるようになる物語です。
自信を無くしてしまっている子にこそ読んでもらいたい一冊です。
登場人物
・わたし
・おねえちゃん
・ママ
・パパ
・おじいちゃん
・おばあちゃん
あらすじ
スターになることに憧れているわたし。
けれども、いつだってスターはおねえちゃん。
ママが指輪をなくした時も一緒に探し回ったのに、見つけたのはおねえちゃんだった。
編み物も上手だし、仮装コンテストでも賞をもらうから、家族はみんなおねえちゃんをスターだと褒める。
ある夜、星を見上げながら
「わたしもあなたたちみたいなスターになれますように」とお願いしていると、
「おまえもスターなんだよ」とおじいちゃんの声が。
それから、おじいちゃんはこの宇宙には元々何もなかったこと、ビッグバンで星が生まれ、山や海ができ、生き物たちが生まれたことを教えてくれて・・・
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このような、お話です。
いつも劣っている自分。
自信を持てなくなっているところに、おじいちゃんの励ましがどれだけ希望を与えたことでしょう。
どんな人も、それぞれ輝ける何かを持っています。
この絵本を読むと、それに気付かせてもらえる気がしますよ。
自分の力を信じたい人、将来に希望を持ちたい人にお勧めです。
最後に
みんなと同じようなことができれば安心。
そんな思いは誰にでもあると思います。
しかし、本当はそれぞれに輝きを秘めていて、その人が輝ける場所というものがあるものです。
もしかしたら、自分では当たり前にできてしまうような、ささやかなことなのかもしれません。
自分の輝きに気付き、思うままにその輝きを楽しみたいものですね!
最後までお読みいただきありがとうございます
<ご紹介した絵本はこちら>
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