こんにちは!心理カウンセラーの松田ちかこです。
絵本の良さは、まだ言葉が分からない年齢の子どもでも、絵をみて楽しめるところ。
描かれているクマさんがお気に入りだったり、何かと似ている!と感じたり。
そんなところから始まって、だんだんお話にも興味を持つ。
文字は読めなくても、絵からいろんなことを想像して楽しんでいくようになります。
子どもの感受性はこのようなところから育っているのかもしれませんね。
今回は、いろんな物語を想像できる言葉のない絵本をご紹介しますね。
ツリーハウス
作 :ロナルド・トルマン/マライヤ・トルマン
発行:2012年6月26日 西村書店
青を基調にしたシロクマとクジラの表紙なので、涼しげで夏にピッタリの絵本です。
絵のみの絵本なので、想像力を存分に働かせて楽しめます。
どのようなお話なのでしょうか。なぜ動物たちは集まってくるのでしょうか。
たくさん想像しながら、オリジナルの物語を作り上げてみてもらいたい絵本です。
登場人物
・動物たち
あらすじ
とあるツリーハウスにシロクマが泳いでやってきて、クマが船に乗ってやってきます。
シロクマとクマはツリーハウスで好きなことをして過ごしているようです。
そこへフラミンゴやサイなど色々な動物たちが次々とやってきます。
周りの景色が変わってきたりもして・・・
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この絵本にどのような物語を感じるかはきっと読み手次第だと思います。
どこか不思議さもあり、幸福感も感じる。
そんな絵本です。
是非、いろんな物語を想像してみてくださいね。
最後に
最近の作品には細かい説明があり、「正しい解釈」ができるものが多くありますが、表現されたものは受け手が自由に感じ取り、それぞれの解釈で楽しんでいいものだとも思います。
今回ご紹介した絵本は、そうした想像の余地がある面白い絵本です。
価値観や何かの枠にとらわれず、自由な想像力を働かせることで、創造する力を養う。
自分の素直な感覚に自信を持てるように、そうした機会をたくさん与えてあげてもらえたらいいなと思います。
答えがないことが面白い。
その面白さを是非味わってみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございます
<ご紹介した絵本はこちら>
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