自然現象から感じること - ぐろーいんぐあっぷ！

こんにちは！心理カウンセラーの松田ちかこです。

昨夜23時過ぎ。

福島県沖を震源としたM7.3の地震が発生しました。

福島県・宮城県で震度6強を観測し、北海道から中国地方までの広い範囲が揺れました。

10年前の東日本大震災の余震と考えられるそうです。

都内でも大きく長い揺れを感じました。

自宅で仕事をしていて、一区切りついたそんな時でした。

すぐに机の下に潜り込み、机の脚を握りしめながら揺れが収まるのを待ちましたが、いつもと様子が違う。

「あれ？揺れが大きい。止まる気配がない・・・」

その時、立てかけていた書類がバサッと落ち、頭上でスマホから緊急地震速報のアラームが鳴り始めました。

自然現象に対して人間は無力です。

ただただ、身体を緊張させ揺れが収まるのを待つしかありませんでした。

テレビをつけると、地震の報道一色。

窓やドアが開くこと、ライフラインに問題がないか、外の様子はどうかなどを確認し、ようやく一息つきました。

今回の地震で過去の震災を思い出され、不安や悲しみがこみ上げてきた方もいらっしゃると思います。

そんな時は我慢せず、誰かと話してくださいね。

もちろん、私もお話をお伺いしますので、遠慮なくご予約下さい。

リンクバナーを貼っておきます。

被害の出ている地域の方々も、どうぞお身体に気を付けてお過ごしください。

早期の復旧を心より願っております。

地震発生時の報道では避難所への避難を促すような呼びかけもありましたが、こうした夜中の地震の場合、その判断は慎重にならなければなりません。

避難所までの道中、慣れた道であっても地震後の道路は損壊している場合があり危険です。夜間はそれを確認することが難しく、また、ブロック塀などの倒壊にも気をつけなければなりません。

コロナ禍という状況でもありますので、身の安全はどこで確保できるのかを冷静に判断できるよう、日頃から有事を想定し備えておくことが大切ですね。

公務員時代、私は避難所開設の業務にも携わっていました。

台風で避難所を開設しいた際、足元の悪い中、足腰の悪いご年配の夫婦が避難してこられたことがありました。

多くの避難所は地域の小中学校の体育館です。

暗い中、雨に濡れて避難してきたご夫婦を、空調もなく、床の硬い体育館で過ごしてもらうのは・・・と職員間で話し合い、避難者はそのご夫婦のみだったこともあり、校長室で過ごしてもらうことにしました。

避難所という場所は、命を守ることが最優先となる場所ではありますが、不安で強張った身体を少しでも休ませられる、災害以外のストレスがなるべくかからない環境を提供できる場所に変えていく必要性を感じます。

費用も人員も物資も必要になりますが、公共施設に限らず、どんな建物や場所にも有事に対応できる機能を当たり前に付けることで、より分散して、多くの人が快適に難を逃れることができるのではないでしょうか。

自宅が安全な場所であれば移動が難しい人も安心なのですが、金銭的な理由で災害に備えた家屋の補強ができない家庭もあります。

個人での備えや対策はもちろん必要ですが、地域全体としての備えや対策に協力すること、組織だからできるサポートの策を講じることから目をそむけてはいけないと思います。

東日本大震災から10年を目前として今回の地震が起きたこと、コロナ禍であること。

やはり、目を背けてきた課題からはもう逃げられないのだと思います。

原発問題も未だに解決していません。

貧困問題は加速するばかり。

差別問題も根深い。

異常気象も当たり前のよう。

あらゆる制度や人々の考え方の多くは現在に適応しない前時代的なもの。

こうした問題の一番の被害者は、これからを生きる子どもたちです。

「国が対策を講じないからいけない」

「きっと志ある誰かが変えてくれる」

そうした思いは誰もが持っていると思います。

しかし、”今自分ができること”は全くないのでしょうか？

どんなに小さなことでも、確実に変化を与えます。

”誰か”は行動するか分からないけれど、”自分”は行動することができます。

もしも、全ての人間が”今自分にできること”を行動に移したら、いとも簡単にこうした問題は解決するのではないでしょうか。

変わらないものは、変えようとしない行動の結果です。

この先もずっと無力感にさいなまれたままで良いですか？

いつ何が起こるかわからない。

だからこそ、後悔しないよう

できることを行動に移す。

今、変化を起こしましょう！

明るい未来を作れるのは自分です😊

▽以前Twitterに投稿したツイートです

人生何が起こるかわからない

今日思いがけず
良いことがあるかもしれないし

明日が人生を左右する日に
なるかもしれない

"まさか"の連続

どんな"まさか"がやって来ても

後悔しないよう

一日一日を大切に
精一杯生きよう🍀✨
— 松田ちかこ@心理カウンセラー＆保育士＊ボイスマルシェ相談員＊ (@Growing_up_offl) 2021年2月11日