こんにちは!心理カウンセラーの松田ちかこです。
今日は2021年3月11日。
東日本大震災から10年が経ちました。
当時被災された方に心を寄せるとともに、復興支援・捜索活動にご尽力されている方々に敬意を表します。
私は当時大阪に住んでおり、私自身は揺れを感じることはありませんでした。揺れに気付いた人は、船酔いしているような感覚だったと言っていたぐらい、地震とは気づきにくいものでした。
当時の携帯電話はガラケーだったので、ニュース速報が入るとすればPCだけでした。しかし、職場で使うPCは内部のネットワークのみに繋がるもので、上司の席にだけ、インターネットに繋がる端末がありました。
そんな環境の中、私は地震が起きたことさえ知らずに終業時間を迎えます。
終業後は、新たに立ち上がったプロジェクトチームの決起会があり、相変わらず何も知らないまま会食に参加し、夜遅くに帰宅しました。
自宅に帰ると、母がテレビの前で悲壮な顔をして座っていました。
画面には、仙台の綺麗な田園風景が津波に飲み込まれていく映像・・・
仙台には何度か行ったことがあったのですが、車の中からその眺めを見て「こんな綺麗な場所があるんだなぁ」と心打たれた場所でした。
もう、何が起こっているのか分かりませんでした。
少しずつ状況を受け止める中、地震の影響がとても広範囲であること、首都圏では電車が止まっていて、帰宅難民が大勢いることを知りました。
東京都内の会社に勤務していた父も帰宅難民となり、何時間もかけて会社から自宅に帰っていると連絡がありました。自宅に帰り着いたと連絡をもらった時には、母も私もホッと胸をなでおろしました。
その日から、社会の様子はガラリと変化。
テレビに映るものは苦しいものばかり、計画停電や様々な集まりの自粛などにより、どんよりとした空気が流れる日々が続きました。
私は公務員だったので、災害支援派遣などの話もあり、そこに参加したいと思っていました。しかし、災害支援関連の業務の増加や、通常業務自体も国からの指示が滞り思うように進まない中、職場を離れて東北に向かうことはできませんでした。
気持ちはあっても、何もできない自分。
地震発生当時、何も知らずに過ごした自分。
悔いが残りました。
このままで良いのかと自問自答を繰り返しました。
そうして何年もかけて考え、自分と向き合っているうちに、震災前に考えていた目標を実現させてみてはどうだろうかと思うようになりました。
それが、子育て支援の活動をすることだったのです。
公務員時代、保健センターという部署で子育て支援の業務に間接的に関わり、保健師さんたちの直接支援を間近で見てきました。そんな中、私にも何か直接的な関わりができないものかと、保育・心理を学ぶことを考えはじめました。その矢先の震災で、その話は白紙となっていました。
自分の意思の強さを確認するために、小児専門の高度医療を行う病院に、保育ボランティアとして通いはじめました。そして、通信教育で心理の民間資格を取得しました。
何度も自分の思いを確認し、市役所の退職を決断。
大学で学びながら、現在の道へと進むことになりました。
3月11日になると、この経緯を思い出し、身の引き締まる思いがします。
私の活動は災害への支援に直接繋がるものではありませんが、私が社会にできることをひとつでも多く行動に移していきたいと思っています。
そして、何かしらの形で被災された方や復興のために力を注がれている方などのお力になれたらいいなと思っています。
そのためには、もっと色々なことに挑戦し、思いをたくさん行動に移していかなければなりません。
甘えていてはいけないと自分を奮い立たせる毎日です。
あの震災からもう10年経ってしまいました。
10年の間に色々なことがありました。
そして今、世界規模での大きな問題の渦中にいます。
あの頃の問題を未だに引きずったまま。
この先の10年は、もう同じようにはできません。
10年後、「世の中がすごく良くなったよね」と言えるように、色々なことに取り組んでいこうと思います。
そしてその第一歩として、今、とあることに挑戦しています。
近いうちに発表できるよう、頑張ります!
最後までお読みいただきありがとうございます
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