
こんにちは!心理カウンセラーの松田ちかこです。
あなたには、日々のささやかな楽しみはありますか?
刺激的な楽しみというものも気分が変わって時には良いものですが、私たちが大半を過ごすのはいつもの日常です。
その日常がささやかだけれど心地よいものに囲まれていたら、それはとても素敵なことですよね。
朝日が綺麗だなと感じたり、身近な人やペットとの時間にホッとしたり、珈琲や紅茶の香りが心まで温めてくれたり。
そんなささやかだけれど大切なものを丁寧に感じていく“今”をどれくらい意識できているでしょうか。
今回ご紹介する絵本は、そんなささやかな楽しみを大切にして過ごしているおばあさんのお話。
あることがきっかけで、家族には内緒の趣味ができます。
心で感じることに素直になると、思いがけず世界は広がっていくのかもしれないなぁ、そう感じさせてくれる絵本ですよ。
エマおばあちゃん
作 :ウェンディ・ケッセルマン
絵 :バーバラ・クーニー
訳 :もき かずこ
発行:1998年7月28日 徳間書店
とても心安らぐ絵本です。
主人公の72歳のおばあちゃんは、心から感じるものにゆったりと素直に身を委ねることができます。
こうあるべきという周囲の価値観から離れて、自分がどう感じるかを大切にすることを教えてくれているようにも感じます。
色んなことを経験し、自由な感覚がわからなくなってしまった大人にこそ読んでもらいたい一冊です。
登場人物
・エマおばあちゃん
・ねこ〈かぼちゃのたね〉
・子ども(4人)、孫(7人)、ひ孫(14人)
あらすじ
エマおばあちゃんには、子どもと孫、ひ孫がたくさんいます。
みんなが遊びに来るのが何よりの楽しみ。
普段はシマシマ猫の〈かぼちゃのたね〉が話し相手。
一緒に日向ぼっこをしたり、キツツキの木を叩く音を聞いたり。
そんな飾らないことが好きなエマおばあちゃんを子どもや孫たちは「かわいそうな おばあちゃん」とかげで笑いました。
72歳の誕生日に、みんながおばあちゃんの故郷の絵を贈ってくれます。
おばあちゃんは「とっても きれいだこと」とお礼を言いますが、心の中では覚えている村とはまるで違うと思っていました。
毎日見ているとおでこにシワを寄せるようになったエマおばあちゃん。
そこで、自分で村の絵を描くことを決心します。
描いてみると、覚えているとおりの村の絵が出来上がり、エマおばあちゃんはにっこり。
みんなが来る日以外はその絵を飾ります。
しかし、ある日うっかり絵を取り替えるのを忘れてしまい・・・
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このような、お話です。
このあとは、思いがけない素敵な展開が待っています。
ただ自分が心から楽しい、大切だと思うこと。
これは誰にも否定できるものではありません。
むしろ、誰かの心に届くのはそんな思いが込められた作品や行動なのではないでしょうか。
素直な感性に身を委ねることの大切さを教えてくれる素敵なお話ですよ。
是非、お手に取ってみてもらえると嬉しいです。
最後に
年齢や性別、肩書きや環境にとらわれず、どんな人でも心のままに生きれば可能性はどんどん広がる。
そんなことに気付かせてくれる絵本だと思います。
表現することに優劣はありません。
周囲の人はもしかしたら、あなたの自由な表現ややりたいことに対して、批評したり仕事に繋がるかどうかを決めつけたり何かの枠に当て嵌めようとしてくるかもしれません。
しかし、心の奥底から自然に湧き出る思いはあなたそのもの。あなただけはそれを認め、大切にして、実現させてあげてください。
自分がワクワクした気持ちになれるなら、きっとどこかでそんなあなたを待っている人がいると思いますよ。
最後までお読みいただきありがとうございます
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