
こんにちは!心理カウンセラーの松田ちかこです。
子どもをほめる時は、どんなところをほめますか?
大人目線で「がんばった」「よくできた」「上手」と感じたところが多いかもしれません。
むしろ、それ以外どこをほめるの?と疑問に思われるのではないでしょうか。
実は、意外と見逃してしまうほめポイントがあるのです。
今回は、小さなほめポイントの見つけ方をご紹介しますね!
100%できることを求めていませんか
子どもが何かを習得するとなると、完全に100%できることをイメージすると思います。
もちろん最終的にそこまでたどり着けるのが理想だと思いますが、誰でも最初からはできませんよね。
それに、完璧にではなく8割ほど出来れば十分だったりもします。
また、出来ないことを「出来るようになりなさい」と、いきなり100%の目標を無理強いしてしまうと、子どもは負担に感じて嫌々取り組むことになるので、習得がスムーズにいかなくなります。
スモールステップで考える
そこで、何かを習得してもらうためには『スモールステップ』で考えることが大切です。
スモールステップとは、最終的な目標にたどり着くために、課題を細分化していくという考え方です。
例えば、靴下を自分で履けるようになるための課題は、
- 靴下を履きやすいように手繰り寄せる
- 靴下につま先を入れる
- かかとを入れる
- 引き上げる
- もう片方も同じステップで行う
という形で分けることができます。
これをひとつひとつクリアしていけるようになればいい、ということです。
この例に関していえば、まずは靴下を引き上げるところから自分でさせてあげて、次はかかとを通すところ、靴下につま先を入れる、自分で手繰り寄せる、というように出来る範囲を少しずつ広げていってあげると出来るようになります。
そして、このように課題として設定したスモールステップをひとつでもクリアした時こそ、ほめポイントです。
ひとつひとつ丁寧に「できたね!」とほめていくことで、自信がつきますし、次のステップへの意欲も高まります。
嬉しい気持ちで向き合うので習得も早く、定着もしやすいのです。
意図的にスモールステップで課題を与えていなくても、子どもが少しでもできたこと、意欲を見せてくれたこと、などの小さな変化は、ほめポイント。
見逃さずに、どんどんほめていきましょう!
困った行動が止まった時はチャンス
もうひとつのほめポイントは、困った行動が止まったときです。
「これがほしい」と駄々をこねられると困りますよね。
この場合、何も言わず、駄々をこねるという行動が収まるのを待ちます。
そうすると、ある程度で諦めて静かになる時が来ます。
この時がほめポイント。
「落ち着くことができたね」「自分で気持ちを切り替えられたね」と認める声かけをしてあげましょう。
このように、困った行動が止まった時こそ意識的にほめていくことが大きなポイント。
困った行動には叱るなどの否定的な注目を与えることが多いと思いますが、あえてその行動には何も注目を与えず、困った行動が止まったというポジティブな変化には肯定的な注目を与えていくことで、困った行動の頻度を減らしていくことができます。
肯定的な注目を得られれば、子どももそちらの方が嬉しいので、好ましい行動が増えていくようになります。
ぜひ、試してみてくださいね!
最後に
ほめポイントは、見逃してしまうような小さな変化に隠れているものです。
この小さな変化に気づけるよう、よく観察して、良い変化を見つける達人になることを目指してみてください。
意識的にほめる習慣を身に付けることで、子どもとの信頼関係は深まり、精神的な安定も得られるため、不適切な行動で不安や不満をぶつけてくることが少なくなっていきます。
言うことを聞かないなぁ・・・と困っているときほど、効果が感じられると思いますよ。
笑顔の関係性を意識して、ほめポイント探しを楽しんでみてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございます
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