こんにちは!心理カウンセラーの松田ちかこです。
行動を起こすって難しいですよね。
とても勇気がいるし、そもそも何をしていいのか分からなかったりもする。
そんなあなたに届けたい言葉があります。
それは「Think Globally , Act Locally」。
私はこの言葉を高校時代に学校で教わり、
それ以来、自分自身の座右の銘にもしています。
「Think Globally , Act Locally」は「世界を意識して、身近なところから行動しよう」という意味です。
多様な世界を知り、理解を深め、視野を広く持つ。
一方で、行動は身近なところから起こしていく。
先ばかり見ているだけでは、足下にあるものに躓いてしまうし、足下ばかり見ていても、先には進めない。
「客観的な視点」と「主観的な視点」を同時に持っていることが、何をしていく上でも大切。
そんなことを教えてくれる言葉です。
私たちが生きる世界はまだまだ未成熟。
貧困・教育格差、人権問題、災害・環境問題、衛生・医療問題などたくさんの問題を抱えています。
どこか知らない国で起きていることだから関係ない。そう思ってしまうかもしれません。
しかし気付いていないだけで、これらの問題はあなたのすぐそばでも起きているのです。
それに、あなたが今なに不自由なく過ごせているのはなぜでしょう。それは、世界中のあらゆる人があなたの生活を支えてくれているからなのではないでしょうか。
あなたが欲しいモノを、世界のどこかの誰かが部品を作り、誰かがその部品を使って製品を作り、誰かが販売し、誰かが届けてくれる。
あなたが食べたいものを、世界のどこかの誰かが生産し、誰かが飛行機や船で運び、誰かが販売し、誰かが調理してくれる。
あなたが満たされた生活を得るまでに、想像もつかない程たくさんの人が関わっています。
その中では、貧困の問題を抱え過酷な労働を強いられる人もいるでしょう。環境汚染の原因を作っている人もいるでしょう。適切な教育を受けられずに働いている子どもだっているでしょう。
自分の欲を満たすために、知らず知らずのうちに、世界の問題を悪化させる原因となってしまっている。
このことに気付かなければならないのです。
自分さえ良ければいいのでしょうか。
日本という国に住んでいるからそんな問題はない、というのも違います。
公教育があるとはいえ、家庭環境に問題があったり、学校で個々の特性に合わせた環境がなかったりで、十分に教育が受けられていない子どももいます。
格差社会であるこの世の中。
教育格差は経済格差をより深刻なものにします。
思っている以上に経済的に困窮している家庭は多く存在していますし、性にまつわる差別をはじめとした人権問題も他人事ではないはずです。
もちろん気候変動や災害の影響は、あなたが身をもって感じているとおり。
世界問題はもうあなた自身の問題なのです。
あなたと世界は全て繋がっている。
だからこそ、世界市民の一人として、世界の幸せのために問題を考え、今できることから行動に移していかなければならないのです。
できることは何か。
どんなことでもいいです。
小さなことでも構いません。
あなたができることを、みんなの幸せを願って具現化してみましょう。
思い浮かんだことを具体的に書き出して、ひとつずつ取り組んでみる。
そんなことから始めてもいいでしょう。
みんなが幸せになるとあなたも幸せ。
そんな気持ちを大切に
「Think Globally , Act Locally」で
勇気をもって行動していきましょう!
きっとステキな未来が待っています。
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