こんにちは!心理カウンセラーの松田ちかこです。
自分との関係ではなく、周囲の人間関係が苦しみを作り出すことってありますよね。
自分自身は精一杯やっているけど変わらない・・・
もう、この状況自体が変わってくれるしか方法がない・・・
そんな時に、一度試してみてほしい方法があります。
それは「捉え方を変えること」です。
今回は、「物事の捉え方」についてお伝えしたいと思います。
人間の認知
ある事実に対して、どう捉えるのかは10人いれば10通りの捉え方が生まれます。
そして、それぞれが自分が捉えたものを事実だと認識して行動します。
実は、自分が見て・聞いて・感じて・考えていることは、自分の脳が作り出したものでしかないのです。言ってしまえば、脳が作り出した仮想現実の世界が、私たちが”現実”と感じているものなのです。
じゃあ、今見えている現実は脳の認識を変えれば変わってくるのではないか、となりますよね。
そこでまず気をつけたいのが、「思い込み」で何とかしようという方法をとってしまうことです。事実とは真逆の願望を「思い込み」、事実から逃げてしまうのでは苦しみは解決されません。
ただ、空想に依存してしまうだけです。
願望は「妄想して楽しむ」か「現実になるように具体的にどうすればいいか考える」ようにしたいですね。
では、脳の認識を変えるためにどうすればいいでしょうか。
視点を変える
脳の認識を変えるためには「事実に対して"自分が最初に捉えた視点とは別の視点で見るとどうだろう"と考えること」です。
目の前でAさんとBさんが喧嘩をしたということがあった場合、
・客観的に見ていた自分の視点
・Aさんの視点
・Bさんの視点
という3つの視点があり、それぞれに話を聴くと事実は一人ひとり違います。
このように、自分の見え方以外にもたくさんの見え方があるという認識を持つことが必要になります。
そして、あらゆる視点の中で、より客観的でポジティブな視点を見つけ、脳の認識をその視点のものに変換してしまえばいいのです。
自分自身が事実の捉え方を変えることで、行動も変わります。
「Bさんが悪いよな、自分に何か影響してきたらどうしよう」と思っていると、知らず知らずのうちに、Bさんへの態度は不自然なものに変わりますよね。
「AさんとBさんはお互い理解してほしいんだな、自分は二人に対して理解を示そう」と思っていると二人ともに対して以前より肯定的な態度に変わりますよね。
そうすると、どうなるでしょうか。
自分自身の苦しみは減りませんか。
上手くいけば、Aさん・Bさんともに「理解してくれる人がいる」という安心感から喧嘩が減るかもしれません。
最後に
このように、周囲の状況を変えるためにまず第一歩として必要なことは、
「あらゆる視点で物事を捉える」
ということです。
自分の視点が変わる
↓
自分の行動が変わる
↓
周囲に与える影響が変わる
↓
周囲の人が変わる
↓
周囲の状況が変わる
この最初の一歩を是非踏み出してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございます
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