こんにちは!心理カウンセラーの松田ちかこです。
最近、ありがたいことに色々なことに挑戦する機会をいただき、寝不足の日々を過ごしておりました。
ようやくそのペースにも慣れ、気持ちにも余裕がもてるようになりました。
生きていると、毎日を同じペースではなかなか過ごせませんよね。ただでさえ、仕事や家事、子育て、家族のサポート、自分のケア・・・など色々なことに追われています。状況が変わると、心も身体も余裕なんてもてません。
だけど本当は、いつも心穏やかに過ごしたい。そう思うものです。
では、こうした忙しい日々の中でも、心穏やかに過ごすためにはどうすればいいのでしょうか。
そもそも、心穏やかに過ごせない時ってどんな時でしょうか。
疲れていたり、嫌だなぁと思うことがあったり、何かしらの刺激(ストレス)に対して対処が面倒だったり、できる気がしない。そんな時ではないですか?
いわゆるキャパオーバーですね。
だけど人は、キャパオーバーでも頑張ろうとしてしまうものです。
心穏やかに過ごすためには、この状態を改善する必要がありますね。
ストレスに気付く
まず、ストレスを感じている自分に気が付くことが大切です。
大人になるにつれて、我慢強くなりますよね。ストレスを感じていても、無意識に見て見ぬふりをしてしまいます。
ストレスを感じていることに気付くことで、自分の調整ができるようになります。
できるだけ早めに気付いて、毎日を元気に過ごせるようにしたいですね。
では、どうやってストレス気づけば良いのでしょうか。
自分を観察するポイントは2つあります。
1つは、身体。もう1つは、心です。身体の不調を感じたり、感情の揺らぎを感じたりしますよね。これらは、ストレスが大きく影響しています。ストレスを感じている時の反応としては、具体的に次のようなものがあります。
<身体>
・肩こりや腰痛、頭痛など、凝りや痛みを感じる
・寝付きが悪い、途中で起きてしまう
・食欲がない、食べ過ぎてしまう
・下痢や便秘が続いている
・耳鳴りや目眩、立ちくらみがある
<心>
・不安感や緊張感がある
・イライラしたり怒りっぽくなったりする
・驚きやすくなった
・ふとした瞬間に涙が出る
・気分が落ち込んでやる気が出ない
・人付き合いが面倒になった
このように、身体や心はちゃんとストレスのサインを出しています。
そこにしっかりと目を向けることが、ストレスに気付けるコツですね。
ストレスの原因を知る
ストレスを感じている自分に気付けたら、次はその原因が何かを知ることが大切です。
原因がわからないと、対処法も考えられませんよね。
しかしここで注意していただきたいのは、ストレスの原因は人それぞれであるということです。
感じ方・考え方は人それぞれで、同じことでもストレスに感じるかどうかやストレスの程度はさまざまです。
「これくらいならストレスにはならない」とか「みんなは平気そうだから、我慢できて当然」と人と比べて測るものではありません。
みんなが言っているから「ストレスの原因はこれだ」と決めつけず、自分は「誰と」「どこで」「どんな状況」の時にネガティブな気持ちになるのかを振り返って分析してみましょう。
意外な原因が見えてくるかもしれません。
ストレスの対処法を探す
ストレスの原因を知ることができたら、その対処法を探してみましょう。
原因そのものから遠ざかることができるなら、必要外に接点をもたないようにするのも一つの対処法です。
原因となるものへの捉え方や関わり方を変えることで上手くいくこともあります。
<ストレスの原因へのアプローチを変える>
・離れる
・頻度や量を減らす
・違う視点から見てみる
・やり方や言い方を変えてみる
また、感じたストレスを発散させることもストレスへの対処です。
これは、状況によって出来ることが変わるので、色々なパターンを用意しておくと良いですね。
<発散方法の例>
・音楽を聴く
・映像・動画を観る
・絵を描く
・本を読む
・コーヒーブレイクをする
・甘いものを食べる
・料理をする
・掃除をする
・外の空気を吸う
・ウォーキングをする
・ストレッチをする
・寝る
etc..
自分が好きなこと、楽しいことに触れることがストレスの発散になります。
是非たくさん見つけてみてください!
余裕を作る
普段は平気なんだけど、疲れているときや忙しい時は同じことでも嫌なことに感じる。
そう思うことはありませんか。やはり余裕があることで、ストレスはかなり軽減されるものです。
気持ちの余裕を作るには、工夫することが大切です。周囲に流されるまま生活していると、必ずオーバーワークになります。自分の主導権は自分が握ってくださいね。もちろん周囲の状況や人に合わせる必要もあると思います。そんな時は、完全に「合わせる」のではなく、「折り合いをつける」というように考えてみてください。これは、それぞれの人生が尊重されることにも繋がります。
そして自分自身のケアとして、自分だけでもできる身体や心の余裕をつくることも大切です。これは言い換えるなら、健康を維持することです。自分の心身の健康が維持できるような習慣を心がけましょう。
次に挙げるのは、主な例です。
<身体の余裕>
・睡眠を十分に取る
・ストレッチや運動をする
・規則正しい生活を送る
<心の余裕>
・人と話す
・休み(休息)も予定に入れる
・趣味の時間をもつ
こうしたことに気を付けて生活を見直すだけで、不思議と心は穏やかになっているものですよ。
最後に
現代人が抱えるストレス問題。生きていると色々なことがありますよね。でもストレスとなる刺激は、自分の手ではなかなか無くすことは難しいものばかり。これからを生きる私たちは、日々晒される様々な刺激にうまく適応できる力を身につけていくことが求められているのかもしれません。たくさん工夫して、この社会を生き抜いていきましょう!
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<参考>
厚生労働省ホームページ
https://www.mhlw.go.jp/kokoro/youth/stress/kokoro/kokoro_03.html